日米ケアとは
日米ケアは米国 501(c)(3)団体で、人種や国籍に関わらず、家族、地域、結婚等という様々な形で日本とつながりを持つすべての方の心の健康を願い活動する非営利団体です。JAMSNET (Japanese Medical Support Network) Americaの参加団体です。
目的
1. 東日本大震災被災者への震災支援
2. 教育、トレーニング、コンサルティング、および直接的サービスの提供
3. カリフォルニア内外において、日本とつながりを持つ人々が抱えるメンタルヘルス問題に対する情報提供
4. 当団体のミッション達成にむけて、団体メンバーおよび、分け隔てないサポートの促進に賛同する人々にむけた、ネットワーキングの
機会提供
団体概要
日米ケアは、サンフランシスコ・ベイエリアを拠点とし、メンタルヘルスおよび関係領域の専門家からなる、非営利団体です。ニチベイとは、日本語で日本(ニチ)とアメリカ合衆国(ベイ)を意味します。この二つの言葉を併せ日米(NichiBei)と記すことで、二つの融合を表現しています。
歴史
2011年3月11日、大惨事の直後から、東日本大震災とそれに続く災害のニュースが世界を駆け巡りました。アメリカに暮らし、のちに日米ケアを創設することになる者の多くが、情報を求め、家族や友人の安否を案じ、また今できることを探して、ニュースや携帯電話、インターネットにくぎづけになりました。そして、家族や友人に連絡をとり、災害の状況を心配し、必要な救援活動が行われることを願いました。
創設メンバーである本間玲子、イナ・サツキ、ハワード・カツヨは、震災後数日の内に話し合い、多国籍/異文化サイコセラピスト、そして教育者として、すでに始まっている救助活動を支援したいと願いました。臨床心理士、教育者、そしてコミュニティーオーガナイザーとしての技能は、複雑で広範囲に及ぶこの災害の被災者が今まさに必要としていることに一致すると考えたのです。カリフォルニア州バークレーで持たれた日米ケア最初の集いとなる会には、ほかに、笠井綾、山下みお、佐々木千秋、西澤菜穂子が参加しました。日米両国の同僚に声をかけ、日米ケアは、サンフランシスコ・ベイエリア内外の50名近いメンバーで発足しました。
日米ケア設立初年度から、メンバーは日本を訪れ、カンセリングや教育、地域とのつながり作り、時には清掃や移住のお手伝いといったボランティアを実施しました。さまざまな団体や個人と協力し、被災者に支援が行き届くよう尽力しました。
その後、日米ケアはメンバー数を増やし、活動の幅を広げています。実績および現在の活動は「活動内容」をご覧ください。
理事

会長
スタンフォード大学教授

副会長
本間 玲子, Ph.D.
アライアント国際大学カリフォルニア心理専門職大学院日本校前学科長

財務
ジョージ・北原・キッチ, Ph.D.
臨床心理学博士

幹事
服部 信子, Ph.D.
カリフォルニア州認定臨床心理士

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